Yutaka Aihara.com相原裕ウェブギャラリー

note

2022年の制作始め
今日の朝から工房に行き、今年の制作第一歩を歩み始めました。昨日の元旦は工房に行かなかったため、陶土の乾燥具合が心配でしたが、いい具合になっているのを今朝確認し、そのまま陶彫成形に入りました。現在作っている陶彫部品は大規模作品の追加分で、これまで暫く木材加工をやっていたので、久しぶりに陶彫成形に戻った感じを持ちました。感覚はすぐ取り戻せましたが、陶土に長く触れていると手が荒れてくることに改めて気づきました。これは木材にはない障害で、即刻ハンドクリームが必要になるのです。追加分の制作は4点必要ですが、かなり大きなものになりそうで、全体構成を補うというよりは構成の一角を担うものになるのではないかと思えたほどです。とにかく今月は追加分を作らないと先に進めないので頑張ろうと思っています。同時に突如新しいイメージが降って湧いてきました。イメージと言っても、今までのものよりかなり趣を変えていて、ミニマル的な形態が思い起こされていて、これを具現化するかどうか今後の思索上の課題になりそうです。陶土は焼成によって多少歪みが生じるので、同じ形態を作り続けることに意味があるのか、そんな次作のことを考えながら今日は新作の陶彫成形に励んでいました。ともかく工房内が寒くて手が悴むため、大型ストーブだけではなく蛇口から温水が出るようにして指を温めながら作業を進めました。明日も続行です。