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三連休最終日 成人の日に思うこと
三連休の最終日になりました。今日は成人の日です。横浜市では「二十歳の市民を祝うつどい」として設定していて、成人年齢が18歳になったとしても、20歳を迎えた人たちを横浜アリーナに集めています。横浜市は政令指定都市としては、東京都新宿区を除けば最大人口になり、20歳を迎える人たちも大変多いため一堂に会することが困難です。新型コロナウイルス感染症の予防も必要なために、横浜アリーナでの時間を4ブロックに分けて、それぞれ区を振り分けて会を実施していました。女性は振袖を着て髪を結い上げるため、どのくらいの準備時間が必要なのか、人によっては早朝から美容院に行った人もいたことでしょう。一生に一度の祝う機会なので、これも良しと思っています。18歳はまだ高校生なので成人としての自覚がない子もいるでしょう。20歳になり社会的な責任を持つと言われても、認識が足りない人もいると思います。私も恥ずかしながら30歳で社会人になるまでは、好き勝手に生きていたので、大人の認識が足りない人種でした。教職について初めて目の前にいる子どもたちに対し、教育をする責任と重要さを知ったのでした。因みに公務員は全体の奉仕者と謳われていますが、学校管理職になるまで全体の奉仕者とは何なのか、自覚していない自分がいて、これも恥ずかしい一面だなぁと思っています。話は変わりますが、成人の日で思い出すのは、いつ頃だったか、大雪に見舞われた年がありました。家内が横浜の中心地にある公会堂に出かけていて、その日の家内は和装でした。しかも和楽器を二丁持っていたので、私は歩いて最寄りの二俣川駅に迎えに行きました。車では無理だったために徒歩で行ったのでした。家内はあの時は助かったと言っていましたが、そうするより方法がなかったというのが本音です。雪深くなった坂道を和楽器をそれぞれ肩にかけて、滑りそうな道を恐る恐る歩いてきた記憶が今もあります。駅でいつ来るともわからないタクシーを待つ、成人式を終えた振袖姿の人たちが大勢いたことが印象的です。成人の日というとそんな思い出が頭を過ります。