Yutaka Aihara.com相原裕ウェブギャラリー

note

週末 叔母の一周忌法要
昨年8月1日のNOTE(ブログ)から引用いたします。「家内の叔母が数日前に亡くなり、今日が告別式だったのです。叔母はキリスト教信者で、教会では寺院のようなお通夜はなく、告別式と火葬だけは行ないましたが、プロテスタントなので牧師が取り仕切っていました。叔母の享年は97歳なので大往生だろうと思います。生前叔母は中学校の音楽科教諭として活躍をしていました。家内とは時に仲睦まじく、時に反目しあっていたようでしたが、家内にとっては思い出がいっぱいあり、寂しさを感じていたように見えました。」ここに書かれていた教会での告別式から1年が経ちました。今日は親戚が集まって、墓石を掃除し、お花を添え、線香を焚いて、叔母の供養をしてきました。キリスト教には一周忌法要はありませんが、親類の呼びかけで、皆で集まることにしたのです。今日も連日続いている災害級の酷暑で、炎天下の墓所でのやり取りは、大変なものがありましたが、それでも十数人が集まったことに意義があったと私は思いました。最近は法要でもなければ、親戚が一堂に会することはありません。面と向かって話をすれば、お互いの事情もよく伝わってくるものです。親戚の何人かは私の個展に足を運んでくれています。会食は川崎市で有名な鮎料理の店を使いました。店内の大きな窓から多摩川がよく見えました。料理は鮎の塩焼きもさることながら、今日が土用の丑の日なので鰻も出てきました。私は毎日の工房通いの疲れが出ていましたが、美味しい料理に舌鼓を打って、楽しい話も出来て、骨休みにもなりました。法要は故人を偲ぶものですが、生きている私たちのためにあると私は思っています。今日は帰宅してゆっくり静養しました。明日からまた創作活動の日々が待っています。