2025.06.14
土曜日になりました。今週を振り返ります。今週は7月個展の陶彫作品を収める木箱作りを行なう一方で、来年に向けた新作の陶彫制作を進めました。今週は梱包用の木箱より、新作の陶彫制作に腰が入ってしまい、漠然とした新たなイメージが少しずつ具現化していく心地よさを感じていました。新作の陶彫作品としては現在2点目の取り組みになりますが、従来作ってきた陶彫作品よりも一回り大きくなり、工房の窯には1点ずつしか入らないなぁと思っています。長くやっている陶彫制作に慣れてきたせいか、自分の中では手強い状況を作ろうとしていて、これを克服して達成感を得たいと思っているのです。造形が容易な土ではありますが、それを焼成する以上、中身をがらんどうにして、厚みを均一にしなければならず、常にそれを意識しながら成形や彫り込み加飾をやっています。気持ちはすっかり来年の新作に向いていて、さらにイメージの具現化を進めていく所存です。さて、今週は映画館にも足を運びました。工房のラジオから流れてきた映画情報に即刻反応して、その日のうちに家内を誘って映画「国宝」を観に行ってきました。映画「国宝」は歌舞伎の世界をドラマチックに描いたもので、芸を磨くとはどういうことか、それが観客の心の機微に触れて、感動を齎すことの素晴らしさを味わうことが出来ました。胡弓の演奏者である家内は、実際の歌舞伎も幾度となく観ていて、映画が誇張していたところも分かっていたらしく、それを差し引いても面白い映画だったと言っていました。図録が完売していたため、歌舞伎のことをよく知らない私は、歌舞伎に関する解説も読んでみたいと思ったのでした。今週は新作の陶彫制作と映画鑑賞の他に、自家用車の1年点検があってディーラーに持っていきました。私は車検だけでなく、車の点検はよくやっていて、車は便利なアイテムであり、命を預けているものでもあるので、そこは慎重に扱っているのです。また陶土がなくなってきて、例年購入している栃木県益子町にある明智鉱業にファックスで注文をしました。今週はそんな1週間でした。