Yutaka Aihara.com相原裕ウェブギャラリー

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東京上野の大きな展覧会巡り
今夏、東京で大きな展覧会が2つあり、何とか行きたいと思っていました。私の教え子がお盆期間中に出かけたそうで、その混雑ぶりが凄かったと伝えてきたので、私も覚悟を決めていました。2つとも東京上野で開催していて、一日で巡ることができるのかどうか、今日はチャレンジしてみました。横浜の自宅を家内と朝9時半に出発して、東京都美術館に到着したのが11時ごろ。窓口では鑑賞者の列が出来ていましたが、以前見た「伊藤若冲展」ほどではないかなぁと思いました。開催していたのは「百花繚乱」展で「海を越えた江戸絵画」という副題がありました。これは大英博物館日本美術コレクションがロンドンから一時里帰りをしたもので、かなり優れた作品が海外に流出していたことが分かりました。しかし当時の日本は廃仏毀釈など古美術の散逸があり、海外に貴重な作品が行ったことで充分な保存体制ができたとも考えられます。今こうして私たちが良い状態で先祖の作品が見られるのは不幸中の幸いだったのかもしれません。詳しい感想は後日に回します。同展だけでも相当疲れてしまいましたが、都美術館のレストランで昼食を兼ねて充分休憩を取り、僅かな時間で心機一転しました。次は東京国立博物館で開催している「空海と真言の名宝」展に行きました。ここも鑑賞者の行列が長く伸びていましたが、待つこと40分程度で館内に入れました。今年は空海生誕1250年を迎え、18本山をはじめ各派の関係寺院が所蔵する国宝・重要文化財が一堂に会していました。その中でも秘仏は各寺院に出かけても見ることが難しく、それが今回は公開されるとなれば、興味の対象は当然秘仏に向きます。その精巧な造りに暫し眼が釘付けになり、仏像の光背に至るまでじっくり観察させていただきました。私は来年に向けて装飾の面白さを次作で追求してみようと思っています。光背に見る精緻な刳り貫きと全体のバランスを次作に応用できるように心に刻みました。本展も詳しい感想は後日に回します。今日はお盆休みが終わって通常に戻っている一日を選んで上野に来たのですが、展覧会の混み具合はなかなかのもので、とくに高齢者が元気だなぁと思いました。あ、そうだ、私も高齢者だったっけ。今日受けた強烈な印象を明日からの創作活動に繋げたいと考えています。