2016.06.04
週末になって朝から制作三昧です。来週末は図録用の写真撮影があるので、制作に拍車がかかっています。今日は朝8時半から夜の8時半まで12時間の制作時間となりましたが、精神が覚醒しているため疲れを感じないのが不思議です。陶彫の他に折り畳み式の台座20点を作っていて、これも作品の重要なパーツなのです。気分が高揚しているためか、時間が過ぎるのが早く感じられます。大学院生の若いスタッフが今日も来ていて、野外工房で木彫の表面を滑らかにするため電動工具を使っていました。自分は彼女に背中を押されている感覚があって、お互い良い刺激になっているように感じます。作品は制作途中の現在進行形がいいんだよねと話し合いながら制作を進めていました。確かに作品が仕上がり、個展会場に持っていくと、もはや作品は自分の手を離れてどこかへ歩き出していってしまいます。作品は自分の手許から、まさに生まれでようとする瞬間がいいと思っていて、現在進行形の楽しみは作家でないと味わえないものです。自分の次なる新作のイメージは、現行作品を作っている最中に出てきていて、常に作り続けていくことが可能です。ずっと現在進行形のまま制作時間が過ぎていくことが、自分の満足を充たすものではないかと思うのです。作品完成と同時に、あるいは完成前に次の作品制作がスタートしているのが自分の制作方法です。休憩は完成して取るものではなく、制作途中に取っています。現在進行形の楽しみを生きている限り味わっていきたいと思うこの頃です。