2016.11.06
今日は終日工房に篭って制作に明け暮れました。昨日から背の高いテーブル彫刻を作っていて、いよいよテーブルの下に吊り下げる陶彫部品を作り始めました。ひとつのユニットがかなり大きくて、ひとつ作るだけで骨が折れました。久しぶりに手ごたえのある陶彫部品で、一日がかりで漸く成形がひとつだけ終わった按配でした。これが今後いくつ必要なのか、先の制作工程を考えると頭がクラクラします。今までになく大きな陶彫部品なので、乾燥中の皹割れが心配です。一日やっても1点しか出来ないのであれば、数量の計算をしてゴールを決め、それに向かって無我夢中で作るしかないと考えます。柱陶制作もあるのに今回も大変な作業になってしまいました。柱陶もそうですが、陶土が不足した場合の土練りはいつやるのか、困難なスケジュールに頭を抱えることばかりです。工房を後にする際に窯入れを行いました。新作第一回目の窯入れです。電気の関係で窯のスイッチを入れてしまうと3日間は工房は使えません。大学院の修了制作に来ていた若いスタッフも水曜日までは工房に来ない予定です。彼女は3日間アルバイトに勤しむと言っていました。創作活動にはお金もかかります。私の作品が窯に入っている間は、彼女にとっては稼ぎ時というわけです。私も明日から一週間は公務員の仕事が待っています。職場にいながら、窯の中はどうなっているのだろうと例年考えますが、これから暫くの間は窯変に思いを馳せる時間が続きます。楽しいような緊張するような不思議な気分に支配されますが、それもまた陶彫の醍醐味なのだと自分に言い聞かせています。