2019.11.21
昨晩、仕事帰りに工房に立ち寄りました。工房にある窯に陶彫部品を入れたのが日曜日の夕方だったので、水曜日には温度が下降し、窯の出し入れが出来ると判断しました。水曜日の夜に次の窯入れをすると、土曜日には窯出しが出来ます。1週間のうちに2回の焼成を行うことが可能で、そうなれば週末は焼成をしていない期間になり、陶彫制作を行うことが出来るのです。これは工房の電気の関係で、窯を稼働している時は照明等のブレーカーを落として、電気が窯だけに流れるようにしておく必要があるためで、これはウィークディには陶彫制作をしないことを前提にしています。私がウィークディの昼間は公務員として仕事をしているために、こうした処置は理に適っていると思っています。焼成準備をするために週末は窯2回分の仕上げと化粧掛けをしなければならず、新しい陶彫制作と合わせて焼成準備のために時間を使わなければなりません。陶彫制作だけやっている今までもかなり厳しい制作内容になっているにも関わらず、これからの週末は窯入れも考えて、さらに時間的には切迫した厳しい作業になると思っています。ただし、窯入れするには完全に乾燥した陶彫部品を選んでいくので、週2回の焼成は長くは続きません。焼成が途切れた時がウィークディの夜間制作が可能な時なのです。今まで幾度となく言ってきたように陶彫の醍醐味は焼成にあります。窯を開けた時、目に飛び込んでくる作品は焼き締められて石化したモノで、炎神に洗礼を受けた勇姿がそこにあります。私が窯に入れる前に作っていたモノとは別のモノが存在しているといっても過言ではありません。昨晩もそんな印象を持ちました。自作に感動するのは他の鑑賞者ではなく、まずは窯出しをする作者自身なのです。