2025.04.30
4月の最終日になりました。今月を振り返ると、新作に向けた取り組みが佳境を迎え、毎日工房に籠る日々が続きました。今月は30日間ありましたが、工房に出かけた日は全30日で、休むことなく制作に精を出していたことになります。小品を除けば新作は、立体作品4点と平面作品2点で構成していきます。陶彫作品に関しては今月の窯入れは2回あって、これで陶彫作品の焼成は全て完了したはずですが、4点の立体作品を組み合わせてみないと確かなことは分かりません。追加や再度作り直しがあるかもしれず、それは来月の全体調整にかかっています。今月の制作の中心になっていたのは平面作品で、2点のパネルを作り、そこに炙った杉板をコラージュする計画でいます。今月は絵の具による塗装まではいかず、実際に平面作品の平面たる表現が出来上がってくるのは来月です。私は個展の度に新しい試みをしてきましたが、今回は立体と平面双方で世界観を表したいと考えていて、頭の中のイメージの具現化に気分の高揚と不安が交差しています。制作以外では固定資産税の納入や、高価な家電製品の購入がありました。家電製品では長年使ってきた電気マッサージ機や天井に嵌め込んだエアコンの交換があって、貯蓄を切り崩しました。今月は地域の学校運営協議会もあって、ここだけ自分が教職にあった時代との繋がりを感じさせる会議でした。美術館鑑賞では元同僚が出品していた「モダンアート展」(東京都美術館)、スピリチュアリズムに動機をおいた「ヒルマ・アフ・クリント展」(国立近代美術館)、若冲の襖絵が印象的だった「相国寺展」(東京藝術大学美術館)、3隻の屏風による「国宝・燕子花図と藤花図、夏秋渓流図」展(根津美術館)を見てきました。美術館鑑賞に関しては今月は充実していたと思っています。今月は映画館には行かず、鑑賞としては美術作品だけになりましたが、平日でも多くの鑑賞者がいて、日本人の美術に対する関心の高さが伺えました。読書は西洋美術の学び直しを私はやっていて、近代から現代に至る美術の潮流をもう一度捉えて、現在の自己表現に生かそうとしています。