2026.05.02
週末になりました。土曜日はその週の振り返りを行ないます。今週は4月から5月へ移行した1週間でしたが、ゴールデンウィークが始まっていて、テレビの情報番組では高速道路の渋滞情報を流しています。嘗て私が教職に就いていた頃は、連休で制作時間が確保できて嬉しさでいっぱいでしたが、現在の自分の状況では混雑する観光地には行かず、ずっと工房に籠っていようと思っています。さて、今週は鑑賞三昧で過ごした1週間と言わざるを得ないほど、東京から横浜まで美術館を巡っていました。新作の制作では壁に掛ける4点の平面作品の下地に絵の具で塗装を施すため、その下書きをやっていました。それより今週は木曜日の午後と金曜日の丸一日を使って4つの美術館を巡ってきました。木曜日に出かけたパナソニック汐留美術館で「ジョルジュ・ルオー アトリエの記憶」展は、舟越保武の彫刻に触発されて、その宗教性を考えるためフランス屈指の宗教画家の展覧会を見に行ったのでした。金曜日の午前中は国立新美術館で開催している「国展」に行きました。教え子が工芸部門に染めを出品していて、彼女にとっては祝うべき初入選なのでした。その後、サントリー美術館の「河鍋暁斎の世界」展を見に行き、河鍋ワールドの毒気にあてられそうになりながら、画風を大いに楽しみました。六本木駅から日比谷線、東横線、みなとみらい線に乗り継ぎましたが、実はずっと繋がっていて乗り換えなしで、みなとみらい駅まで到着しました。鉄道路線は便利になった反面、行程が長くなったせいか事故等で遅れることが屡々あります。みなとみらい駅で下車し、横浜美術館の「今村紫紅」展に行きました。私の地元の美術館なのに、当館がリニューアルして初めて訪れた美術館でした。確かに壁が綺麗になっているなぁと思いました。今村紫紅は横浜出身で35歳で夭折した日本画家で、その筆致はきめ細かく、また大胆な構成もあり、革新的な画風を味わいました。「国展」を除く他の3つの展覧会について詳しい感想を追々書いていくつもりです。