Yutaka Aihara.com相原裕ウェブギャラリー

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満月に誘われて
帰宅途中に夜空を見上げたら、見事な満月が出ていました。昼間の慌しい日常をふと忘れさせてくれる大自然の演出です。夜空にポッカリ浮かんだ月は周囲をたちまち幻想世界に導きます。肌寒さが残る空気が立ち込めて、春の宵は郷愁を誘います。こんな気分をRECORDにしたいと思い立ち、帰宅後に懐中電灯をもって工房のある畑道に出かけました。鬱蒼とした木々は黒ずんだ物体となって道を塞いでいて、これもまた詩情があるなぁと妙に感慨深くなってしまいました。夜の工房は生暖かい空気があって、昼間の締め切っていた状況を物語っていました。RECORDは今までの分も含めて彩色しました。絵の具を散らせて淡い画面を作りました。気候としては今が制作にはちょうどいいのです。週末だけではもったいない気がしています。と言っても毎晩工房に来られるわけではありませんが、満月に誘われて今晩は工房で過ごすことになりました。