Yutaka Aihara.com相原裕ウェブギャラリー

note

彫刻と写真のコラボレーション
カメラマンとの共同作業である図録の打ち合わせを持ちました。前にブログに書いた記憶がありますが、これは自分の作品をカメラマンが自分の言う通りにただ撮影したというものではありません。撮影者にも個性や主張があり、そうした意図が撮影に反映して、自分の作品であって自分の作品ではない世界が現れてくるのです。これは作者である自分には新鮮な驚きです。こういう視点から撮影したというものが、自分のさらなる意欲や次の創作に向かうヒントを与えてくれるからです。人の解釈によって、これほど刺激を与えられることはありません。まさにコラボレーションをしていると言っていいくらいです。そんな人に助けられながら制作をしているのだということを改めて考えた一日でした。