2009.09.19
さて、今日から5連休。朝から身も心も作品制作体勢になっていました。杉の柱に下書きして、これから荒彫りを開始する時になって、今まで使っていた鋸を取り出しました。柱にあてて挽いてみたら、あれ?何かヘン、と思って鋸の刃を見たら、あまりにもひどい状態でした。手入れをしていなかったせいで、刃こぼれをしていて、これで力任せに挽いても、いい仕事はできません。自分は恥ずかしながら鋸の目立てができないのです。父が生きていた頃は、父のところに通ってきている職人さん達が昼休みに地べたに座って鋸の目立てをコツコツやっていました。自分がやると砥石が均一にかからず、かえって鋸を駄目にしてしまうので、やらせてもらえませんでした。仕方ない、新しい鋸を買ってくるしかないと思って店に出かけました。亡父は自分の道具を後生大事に使っていて、工具の刃が短くなり、握りも磨り減っていました。そんな父を見て育った自分は、自分で工具を駄目にすると不甲斐なさを感じてしまうのです。連休初日はそんな躓きをしました。明日こそ心機一転、木彫を頑張りたいと思います。 Yutaka Aihara.com