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猫語の解読を始める
栃木県益子にある浜田庄司記念館(益子参考館)の母屋の中に喫茶コーナーがあって、そこでコーヒーを飲んでいたら、どこからか猫が現れて、しきりに自分に向かって何か喋っているような鳴き声を出していました。それを無視してボンヤリ休んでいると、そこに猫の飼い主と思われる喫茶店主が顔を出しました。するとその猫は店主のところに一目散に駈けていって、不平不満を訴えるような鳴き声を出していました。自分にはそう聞こえました。まさにこれは猫語だと思いました。鳴き声のニュアンスで猫の主張がわかるのです。「この人は自分をまるで相手にしてくれない」と訴えていたのかもしれません。昨日から我が家にいる猫族の赤ん坊は、まさに鳴き通しです。寝ているか鳴いているかしかありません。でもよく耳を澄ませば、鳴き声が喋り声に聞こえてくるから不思議です。このブログを書いている間も、独り言のように猫語でブツブツ言っています。「仕事ばかりしていないで、ちょっとは自分と遊んでくれ」と言っているように思えます。