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家内が富山県八尾へ
家内は胡弓奏者です。幼い頃からバイオリンを習い、成人してから三味線を習い始めました。この2つの異文化楽器がテクニック上で融合し、胡弓に至ったのだと思います。家内の出身は私と同じ神奈川県ですが、毎年この時季に富山県八尾で行われる「おわら風の盆」を見に出かけています。胡弓は中国の二胡とも異なり、この「おわら風の盆」のために作られた楽器と聞き及んでいます。家内はいつも自分の楽器を携えていくので、本拠地で機会があれば演奏するのかもしれません。私も何年か前に家内と一緒に八尾に行きましたが、風情ある町がこの時ばかりは観光客であふれ、情緒のある踊りを見るために何時間も町の中を彷徨いました。「おわら風の盆」は観光客がいなくなった深夜がとてもいいと聞いていましたが、当地に宿泊しなければ、そうした本当の意味での風流な姿にはお目にかかれないと思いました。家内は胡弓仲間の伝で宿泊場所を確保しているのです。家内の帰りは土曜日になると書置きがあります。ついでに猫の「トラ吉」は行き付けの動物病院に預かりとなっています。