Yutaka Aihara.com相原裕ウェブギャラリー

note

12‘個展の搬入日
ついにこの日がやってきました。昨晩からどしゃ降りの雨が降り、時より雷も鳴っていましたが、朝になると青空が顔を出しました。運搬業者2名、アシスタント2名と自分の5人で、午前10時に工房にある作品の積み込みを終了、一路東京銀座に向かいました。途中首都高が渋滞し、ギャラリーせいほうに到着したのは11時を回ってしまいました。梱包を解き、作品を組み立て始めたのは昼ごろです。大きな三双屏風「発掘~混在~」を手始めに、「発掘~場~」「発掘~住居~」「発掘~棟~」を設置し、最後に5点の「陶紋」を展示台に並べて、お互いの作品の間合いを見ました。今回は全体的にすっきりした印象を与えます。それぞれの直方体の中に陶彫が収められた作品なので、外へ向かう動きがないのです。昨年のようにサークル状に柱を組むものはありません。ひとつひとつの作品が内側に向くようにしてあるため外見はシンプルです。これから時間をかけて、じっくり見ていくうちに課題が見つかると思います。それにしても今日は疲れました。1年1回の晴れ舞台。納得と反省が交差する時。でもこれがあるからこそ次へ向けて頑張れるのだと思います。