Yutaka Aihara.com相原裕ウェブギャラリー

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2013年のイメージ
新しい年になりました。横浜は穏やかな天候に恵まれ、自宅から富士山が鮮やかに見えました。2013年をどういう一年にしたいか、新年にまずイメージを持とうと考えました。小さな目標はそのつど設定しますが、時間を大きく捉えるにはイメージを持つことが最善と思っています。公務員としての仕事は、経営力を高めるために自分には何が必要か、自分が楽しみながら仕事をしていくには、また職場で働く人たちが楽しみながら仕事をしてもらうために、どうしたらいいのかを見つけたいと思っています。彫刻家としての仕事は、自分ひとりで全ての責任を負うので、これは研鑽あるのみです。工房という環境があり、素材と設備が整ったので、あとは追求と深化しかありません。この両方の仕事をやっていくためには健康にも気遣っていこうと思います。職場は何事も組織でやっていくので人と人との関わりは最も大切なものですが、創作活動にも若いスタッフの力が大きく働いていると感じます。心理学でいう社会的促進というもので、ひとつの空間の中で、複数の人によって創作活動が行われているという関係が、作業に活性化を齎すのです。昨年以上に作業を進めるために若いスタッフを大切にしたいと思っています。二束の草鞋生活は今年も続くので、時間的な制約があるため革新的な実験制作をすることは難しいのですが、夏の個展の後で、次なる制作に挑む時に表現力をステップアップすることは自分次第でどうにでもなることだと考えます。空間設計でさらに飛躍するつもりです。今年こそ、という自分脱皮に向けて2013年を過ごします。今後ともホームページともども、よろしくお願いいたします。