Yutaka Aihara.com相原裕ウェブギャラリー

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週末 新作のための木材加工
陶彫による円錐状の塔を作るため、その構造となる厚板材を大量に購入しています。この厚板材を切断加工して円錐状のカタチを作り、そこに陶彫部品を接合していく予定です。既に雛型が出来ていて、切断する角度は雛型より割り出しています。今日は朝から工房に籠り、厚板の切断に明け暮れました。構造体になる厚板は今回は表面に出てきません。全てが陶彫部品で覆われた塔になります。厚板材が陶彫の重さに耐えるように工夫しなければなりませんが、いつも彫刻を作っていて感じることは彫刻は重力との闘いで、そのための工夫を強いられることです。実材を扱う彫刻は、他の媒体では考えられない力学的思考や素材の特性研究が必要になることもあるのです。今日も残暑で工房内の温度は大変なものになりました。板材の切断に神経を集中させていると汗が噴き出てきました。午後2時頃に近くのファミリーレストランに行って火照った身体をクールダウンしました。それからもう工房に行く意欲がなくなり、今日はここで作業中止にしました。明日も作業継続です。