Yutaka Aihara.com相原裕ウェブギャラリー

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窯に委ねる時間
夜になって帰宅してから工房に行きました。窯出しと窯入れをするためです。自分が20年近くやっている陶彫は、最終工程で窯に入れて焼成をします。それによって作品が変化し、自分の手を離れて素材が凝縮していくのが面白いと感じています。ただ、完成の見通しが立たないのがデメリットで、作品が窯の中で歪んだり割れたりすることもあります。余裕をみて完成するのが望ましいのですが、新作の「発掘~層塔~」は大量の陶彫部品を作るため、まったく時間的余裕が持てません。それどころか5月11日の図録撮影日に間に合うかどうかも怪しくなってきました。過去にやっていた木彫との併作ならば何とかなります。木彫は自分の手を離れることがないので、自分さえ頑張れば完成できます。ところが陶彫は窯に委ねている時間があります。1週間で2回の窯入れを行うとして、5月11日までに何回窯入れが可能か、完成している成形部品が全部窯に収まるのか、もう一度計算をして今後に臨みたいと思います。