Yutaka Aihara.com相原裕ウェブギャラリー

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連休5日目 「丘陵」撮影日
ゴールデンウィーク最終日を迎えました。制作に次ぐ制作の5日間でしたが、充実した時間を過ごせました。初日に工房の電源アクシデントがあって窯の状態を心配しましたが、何とか危機的状況を回避して「発掘~丘陵~」に設置する陶彫部品は全て無事に焼成できました。今日を迎えることが出来たのは幸運としか言いようがありません。今日は「発掘~丘陵~」の撮影日で、工房には最近それぞれ創作活動を展開している若手女性スタッフ2人と、自分の後輩にあたる男性彫刻家、加えて家内と自分の5人が揃いました。カメラマンは2人。午後から計7人で「発掘~丘陵~」の撮影が始まりました。初めに野外工房に作品を設置して、自然光による撮影がありました。4分割された「発掘~丘陵~」に筒状の陶彫部品を40点置いて、上空から狙った撮影に暫し見惚れました。それから室内に4つの直方体をひとつずつ運び込み、1点ずつの撮影になりました。撮影時間は3時間くらい。撮影の最後に自分のポ-トレイトは猫のトラ吉と一緒に撮っていただきました。「アーティストが愛した猫」(エクスナレッジ)に倣って、表紙のピカソになりきった自分に可笑しさを感じながら、ピカソが抱いている猫にトラ吉は引け目を感じさせない堂々とした猫であることがわかりました。連休5日間を通して全体としての印象は、前半ドキドキで、後半ワクワクの苦しく楽しかった5日間だったと思い返しています。次は「発掘~群塔~」の完成に向かって頑張ります。