Yutaka Aihara.com相原裕ウェブギャラリー

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出張の後で美術館散策
今日は全国自治体の管理職が集まって会議を行いました。職種はここでは言えませんが、北は北海道から南は沖縄までの管理職が東京代々木のオリンピック記念センターに集まりました。自分も今日は職場ではなく、直接東京代々木に出かけました。会場にはキャリーバックをもった人も多く、やはり全国から集まっていることを実感しました。会議が早く終わって、そこから職場へ帰ると勤務時間をオーバーしてしまうので、これは神が与えてくれた珠玉の時間と考えて、せっかく東京に来ているので、自分は美術館に行こうと決めました。これは自己研鑽だと自分に言い聞かせ、参宮橋から渋谷に移動しました。渋谷のBunkamuraザ・ミュージアムで開催中の「ボッティチェリとルネサンス フィレンツの富と美」展を見て来ました。イタリアのルネサンス期の工芸や美術に久しぶりに触れたので心が弾みました。詳しい感想は後日改めますが、若い頃イタリアで見たボッティチェリの「ビーナス誕生」や「春 プリマヴェーラ」を回想し、懐かしい思いを抱きました。次に目黒に移動し、東京都庭園美術館で開催中の「マスク展」を見て来ました。仮面は自分が大好きな世界で、自分にもアフリカ仮面を中心にした収集があります。それだけにアフリカの仮面は見慣れていますが、やはりフランス国立ケ・ブランリ美術館所蔵の仮面は、質量ともに素晴らしく感銘を受けました。庭園美術館はアール・デコ様式の独特な雰囲気をもつ美術館ですが、その空間の中で仮面がなかなか映えて心地よい空気を感じました。これも詳しい感想は後日にします。今日は充実した一日でした。