Yutaka Aihara.com相原裕ウェブギャラリー

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週末 Gせいほう&美術館へ
今日は7月に個展を企画していただいている東京銀座のギャラリーせいほうに、個展の案内状1000枚を届けに行きました。画廊主の田中さんに長い間ご無沙汰していたことを詫びて、搬入に関する打ち合わせをしました。もう今回で10回目となる個展なので、立ち話程度で打ち合わせは終わりました。個展前日の日曜日に搬入があります。これをスタッフに知らせたいと思っています。今日はせっかく東京に来ているので、東京駅のステーションギャラリーで開催中の「鴨居玲展」にも足を運びました。スペインの街角に集う老人たちに題材をとった画家は、深い精神性を湛えた重厚な画面を作り上げ、酔っ払いや道化師の姿を写し取りました。堅牢な教会の構築性にも画材を求めた画家は、そこに孤高な詩情を醸し出す独特な雰囲気を作り出しました。ステーションギャラリーの古びたレンガ壁が絵画作品ととても調和していて、その空間にいるだけで満足感を覚えました。作品に関する詳しい感想は後日改めたいと思います。その後、丸の内線に乗って四谷三丁目に向かいました。相原工房に出入りしている中国籍のアーティストがグループ展をやっているので見てきました。場所はアートコンプレックスセンターという若手作家育成のために発表の場を提供する複合ギャラリーでした。彼女は留学生アートフェアプログラムに出品していました。波を象徴的に描いた大きな平面2点と小さな平面2点の4点がありました。大きな作品は、先日工房で私も手伝ったアクリル板で額装した作品でした。なかなか良い感じにまとまっていました。