Yutaka Aihara.com相原裕ウェブギャラリー

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週末 新作のパーツ作り
今日は朝から工房に篭りました。まだまだ工房内は蒸し暑く、汗が滴り落ちました。若いスタッフたちもそれぞれの制作で頑張っていました。私は新作の陶彫部品を木材による構造体で支えるパーツを作っていました。新作は直径3メートルの円形を作ります。ちょうど円形劇場のような擂り鉢型になります。その外側は20体の構造体で構成しますが、その20体にはそれぞれ2つの陶彫部品が接合され、木材を陶彫部品で覆います。新作は木材が外に見えない構造になっています。まず、今日のうちはひとつのパーツを作るところから始めました。モデルをひとつ作ってみることによって、全体の見通しが立つのです。自宅から持ってきた小さな冷蔵庫にペットボトルを入れて、水分を補いながら作業を進めました。若いスタッフたちも小さな冷蔵庫に喜びの声を上げながら、ひたすら作業に没頭していました。昼には最近恒例となった近隣のファミリーレストランに涼を取りに出かけました。午後3時過ぎにも若いスタッフとレストランに休みに行きました。暑すぎて工房に長く篭っていられないのです。冷蔵庫で冷やした水分があっても、精魂傾けた制作には2時間おきに休みが必要だと判断しました。今日は久しぶりに朝9時から夕方6時近くまで長い作業を行いました。私はシャツを4枚換えていましたが、若いスタッフは替え着を持っていず、しかも女性たちなので、帰りは家の近くまで車で送りました。今日は思いの他作業が進みましたが、早く凌ぎ易い季節に移り変わってほしいものだと痛感しました。