Yutaka Aihara.com相原裕ウェブギャラリー

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週末 陶紋制作を始める
4月最初の週末をどう過ごすのか、今日は意地でも作品を作り続けたいと思っていました。朝から工房に篭って、陶彫部品の成形を行いました。集中する時間がやってきて、周囲の状況が眼に入らなくなりました。この瞬間を待っていました。取り組んでいる成形を少し乾燥させたいと思い、そのままの状態で近隣のスポーツ施設に出かけ、1時間ほど水中ウォーキングをやってきました。今日は作業に集中しているので、敢えて緩急をつけたいと思ったのでした。長く制作するためには集中したパワーを一度リセットしなければならず、そのためには軽いスポーツが最適です。水中ウォーキングの後、作品に必要な材料を買ってきました。午後になって再び集中し制作に没頭しました。家内に夕食に呼ばれ、その後もう一度工房に出かけました。作業が終わったのは夜7時半になっていました。工房への出入りはあったにもかかわらず、今日は朝から晩まで陶土に触れていたせいで、手がガサガサになりました。今日から始めた作品は陶紋です。陶紋は個展のたびに形態を変えますが、ずっと通し番号で作り続けている小品です。今回は太く短い円柱を基本として、そこに文様を彫っていきます。今日は基本形を5個作りました。サイズが小さく持ち運びが容易なため、図録では野外で撮影をしています。今回もカメラマンにお願いをして野外に持ち出していただこうと思っています。窯入れをしていなければ、陶紋の彫り込み加飾はウィークディの夜にやろうかと思っています。明日から新年度の職場体制が本格的に動き始めます。今週末は明日からの激務に備えて身体を休めたかったのですが、創作活動も佳境を迎えているため、身体を酷使してしまいました。これが一生続くわけではないと自分に言い聞かせ、何とか来週も凌いでいこうと思っています。