2016.04.17
今日は朝から工房で砂マチエールの作業を行いました。若いスタッフが3人来てくれて、数時間かけて砂を硬化剤で「発掘~表層~」の台座に貼る作業に専念してくれました。スタッフたちは一生懸命やっていて、その集中力に感謝です。工房に来るスタッフは私と何らかの関わりがある人ばかりで、現在は全て女性です。今までいろいろな人がやってきて、私の仕事を手伝ってくれたり、自らの創作課題と向き合ったりして、工房で過ごしていました。今日のような直接仕事を手伝ってくれる場合は、本当に私は助かっていて、スタッフの存在がなければ作品は完成できないと思っています。それだけでなくスタッフがそれぞれの課題をやっている時も、社会的促進が図られて精神的に私は助けられています。ずっとアートをやっていきたいという意志と、将来に対する不安が交差するスタッフたちを、私は工房を自由に使わせることで支援しています。美術系の学校を出ても制作する場所がないことで、アートに対する希望を失う若者が多いので、相原工房に関わるスタッフには創作活動が出来る環境を用意したいと思っています。スタッフは卒業制作もグループ展の出品制作も個展準備も工房でやっています。私が自分の材料を買いに行く時は、私に同伴して自らの材料も仕入れています。そんなスタッフたちの底力を今日は見せられて嬉しい思いをしました。そのおかげで砂マチエールの貼り付け作業が完成しました。これを乾かした後、油絵の具を滲み込ませていきます。「発掘~表層~」は次第に完成形が現れてきました。