2016.07.24
個展閉幕から一夜明けて、今日から新作の制作を開始しました。自分は個展の余韻に浸ることを敢えてやりません。振り返らず進んでいこうとする姿勢を自分の信条としているためで、間髪を要れず矢継ぎ早に作り続け、休息は制作が乗ってきた時にとります。昨日搬出を手伝ったスタッフも今日から工房で自らの課題に向き合っていました。新作のイメージは既にあります。まず陶彫部品をひとつ作って、それから大雑把な制作工程を考えてみる方法をとっています。最初に手を動かしてみないと始まらないのです。そのうちにどのくらいの規模で全体を作っていくかが見えてきます。頭にあるのはギャラリーせいほうの空間です。毎年個展を企画していただいているので、ギャラリーせいほうの空間がスケールの基準になっているのです。今日のところは陶彫部品の成形をやりました。午後はスタッフ2人を連れて、横浜関内にある画廊に行きました。私の職場では自分と同じ二束の草鞋生活を送る職員がいます。「モダンアート展」にも出している彼は、横浜の仲間とグループ展をやっていて、その新作油絵を見てきたのでした。銀箔と青い色彩を使った抽象画ですが、最近は余白が増えて、平面空間がさらに簡潔化しているように思えます。今後の精進に期待したいところです。その後、桜木町に移動し、横浜美術館で開催中の「メアリー・カサット展」を見ました。女流画家として印象派の時代に活躍したアメリカ人画家の色彩で溢れた世界を堪能しました。同伴したスタッフ2人も女性だったので、何か共鳴するところがあったかもしれません。この感想は後日改めます。