Yutaka Aihara.com相原裕ウェブギャラリー

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夏の閉庁期間始まる
晦日や正月がある越年の冬に休庁期間がありますが、今年度から私の職場では夏にも閉庁期間を設けることになりました。今日から来週の月曜日までが閉庁期間で、「山の日」と週末を除くと、閉庁日は5日間になります。お盆で帰郷する職員もいて、毎年この時期は全職員が揃いません。それならばいっそのこと全体で休もうと私が提案しました。メール便や新聞を止めて、電話も留守電対応にしました。有事には統括部署を通じて私の携帯電話にその旨が伝えられます。全職員を集めなければならない事態になることも想定して、私は職場から近い工房にいることにしました。今日から冬の休庁期間のように毎日制作が可能です。これは大変有難いことで、毎年個展に間に合わせようと綱渡り状態で作品を作っているので、この焦りが少しでも解消できれば幸いです。まず、閉庁期間の制作目標を立てることにしました。新作は、柱材と板材でテーブル状の構築物を6体作る予定ですが、使用する木材がまだ準備できていません。今のところ背の低い4体のテーブルを作ることが可能なので、これは閉庁期間で実行しようと思います。併せて陶彫部品も作っていきます。工房内の温度が高く、タタラはすぐ乾燥するため即時成形することが出来ます。それならば時間を空けずにどんどん作っていこうと決めました。5日間で成形加飾5点、ただし途中で土練機を回さねばならず、また暑さ対策もあるので、5点作るのはやや厳しいかなぁと思っています。これはあくまでも制作目標です。今日も朝9時から午後3時まで制作をしていました。高校生の若すぎるスタッフが来ていて、昼食はエアコンの効いたファミリーレストランに行きました。涼を求めて休憩を取った時間を除くと一日5時間くらいの作業がちょうどいいかなぁと思いました。汗でシャツが搾れるようでしたが、工房には小さな冷蔵庫があって、水を冷やしておけるのが唯一の救いです。水分をどんどん摂取した分、汗が噴出す、こんな状況を若い頃は何でもないと思っていましたが、今は夜になると身体が疲れて仕方がないのです。それでも閉庁期間はこのペースでやっていきます。