Yutaka Aihara.com相原裕ウェブギャラリー

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朝起きて最初に思うこと
少し前までは朝の目覚まし時計が鳴ると、この世の終わりと思うような感覚になっていました。若い頃は休日の朝寝坊が楽しみでしたが、最近はウィークディだろうが休日だろうが、目覚まし時計が鳴る前に目が醒めてしまいます。これは加齢のせいだと人から言われたことがあります。私も例に漏れず、目覚めた時間を見ると5時を少し回ったばかりで、昔の自分からすれば信じられないことが生じています。二度寝をしたくても気になることがあると、もう寝ることが出来ません。そのせいか夜は眠くて仕方なく、RECORD制作やNOTE(ブログ)に影響しています。歳を重ねると睡眠時間が短くても大丈夫と言われますが、私の場合は少なくても6時間は寝ているので、深夜まで起きているのは到底無理です。これも夜更かしが好きだった昔の自分からすれば信じられないことのひとつです。高齢者は朝型人間という定番が漸く自分にもやってきた感じです。朝目覚めると布団の中で自分は何を考えているのか、大きく分けて2つです。年間の上半期は個展に出す作品のことで頭はいっぱいです。どうしたら期限までに間に合わせることが出来るのか、集合彫刻なので組み立てた状態のイメージと、最悪な事態に陥った時の焦燥感に囚われて痛々しい気分になります。下半期は職場の次年度人事のことで、来年度足りない部署があったらどうしようか、このままいくとどうなるのか、鬼が笑いそうなことを考え始めると心配の種は尽きません。早朝の布団の中ではポジティヴ・シンキングになれない傾向が自分にはあると思います。二足の草鞋生活を普段とりわけ意識しなくても、多少の圧迫を受けているんだなぁと思うこの頃です。