Yutaka Aihara.com相原裕ウェブギャラリー

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週末 個展の疲れを癒す日
昨日まで東京銀座のギャラリーせいほうで個展を開催していました。昨晩展示作品が倉庫に戻ってきました。今日からは通常の制作活動に戻り、来年に向けての作品をやっていきたいと思っていましたが、今朝から身体が動かず、疲れが一気に出た感じがしています。毎年個展終了の翌日はこんな疲労が残っていたのか、自分でも思い出せず、これは12年間の歳月の重みもあるのではないかと考えてみました。しかし個展会期中は、もうひとつの仕事の方も3日間多忙で、疲労は個展ばかりが原因ではなさそうです。火曜日に管理職仲間と暑気払いを行い、水曜日は勤務終了後に新車を受け取りに行ってきて、木曜日は職場での暑気払いと朝から夜までスケジュールが詰まっていたことを思い出し、この疲労は二足の草鞋生活双方のものと思い返しました。私には珍しく朝から引き篭もりたい気分が支配していて、これには素直に従うことにしました。幸い今日は工房に若いスタッフが来ない日だったので、個展でファンから頂いた大きな胡蝶蘭を工房の倉庫から自宅に運んだだけで、残りの時間はずっと自宅にいました。こんな日があってもいいのかなぁとぼんやり考えていました。彫刻家と市管理職はどちらも精神的な休息が取れないので、私にとって全てをオフにすることは出来ませんが、引き篭もりたい気分というのは心が全てをオフにしたがっているのではないかと認識しました。