Yutaka Aihara.com相原裕ウェブギャラリー

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週末 加飾&映画鑑賞
今日は朝から工房に行きました。若いスタッフ、と言っても現在は多摩美術大学で助手を勤めるアーティストの男女2人が、それぞれの課題をやりに工房に来ていました。私も彼らに負けないように陶彫制作を頑張りました。先週成形をした大きめな陶彫に彫り込み加飾を施していました。彫り込み加飾はほぼ一日がかりでした。工房の窓から見える梅の花が咲き始め、青空に映えていました。春はそこまでやってきていることを実感していました。平昌オリンピックではフィギュアスケートで羽生選手が金メダルを取ったとラジオが伝えていました。2月も半ばの週末になり、新作の制作工程が気になっているところですが、無理も出来ないので、今は進行中の制作を焦らず休まずやっていくだけです。家内が風邪を引き、演奏活動を休んでいます。私も注意しなければと思いつつ、夕方は一人で映画に行ってしまいました。常連のミニシアターで「謎の天才画家ヒエロニムス・ボス」を観ました。先日、東京上野に「ブリューゲル展」見に行った折、ピーテル・ブリューゲル1世の関連でヒエロニムス・ボスの絵画が見たくなり、ちょうど横浜のミニシアターでこんな映画をやっていたので、ラッキーと思いました。ヒエロニムス・ボスは中世のネーデルランドで活躍した画家で、人物像の詳細や生年月日も不明です。謎の多い奇怪な絵画を描いていて、まさにシュルレアリズムの先駆けのようです。ミニシアターはかなり混んでいて、ヒエロニムス・ボスの謎解きをこの映画に託す人が多かったのかなぁと思いました。私のその一人でしたが、百人百通りの解釈があって、インタビューで綴った90分間は面白かったと思いました。詳しい感想は後日に回します。