Yutaka Aihara.com相原裕ウェブギャラリー

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週末 工房スタッフの若返り
昨晩、案内状の宛名印刷をしていました。案内状が届かない人にはホームページの扉にある画像を利用して欲しいと伝えましたが、表の画像には開催時間が載っていませんでした。AM11:00~PM6:30です。因みに開催期間のうち連休があります。海の日、スポーツの日、週末である土曜日が3連休になりますが、この3日間は私がギャラリーにおります。案内状の裏には「ご来廊の際にはマスク着用をお願いいたします。」という文面を載せました。開館した美術館の多くは入場制限がありますが、ギャラリーは来廊者が少ないため、自由にお越しになれます。加えてギャラリーせいほうは広い面積があって、ソーシャル・ディスタンスは充分に取れます。ぜひ、お越しいただければと思っています。今日は朝から工房に篭りました。昨日に続いて梱包作業の追い込みをやっていました。追加購入した木材で木箱を作るべく準備をしていました。今日は工房に若い世代のスタッフが2人来ていました。一人は美大受験を考えてデッサンをしている子で、毎週必ずやってきます。静物デッサンのガラスの質感を出すため、かなり苦労をしていました。デッサンは伸び悩む時があり、思うように上手くいかないことがあります。それは私のような実材を使う彫刻表現でも同じです。創作活動は木箱作りのような定番の作業とは違い、自分の感覚との鬩ぎ合いです。それは苦しくて面白いので、つい魅力に取り憑かれてしまうのです。もう一人は詩やエッセイを書いている文学少女です。彼女も何時間も座ってノートに書き続けられる性格です。前にもNOTE(ブログ)に書きましたが、最近は10代の高校生たちが工房にやってきています。工房スタッフの若返りと言ってもよいと思います。通い始めた工房スタッフには昔から共通する特徴があります。比較的孤独に強く、あまり社交を好まない人たちで、人と群れることが苦手です。見た目は地味な子たちですが、自分の表現内容を深めることが大好きで、興味関心のあることには人一倍食らいつきがいいようです。ある意味ではオタクなのかもしれません。工房という空間が自分の内面に向かうことに相応しい場所なので、毎回通ってきているのでしょう。私も彼女たちがいると社会的促進があって仕事が進むので歓迎しています。