Yutaka Aihara.com相原裕ウェブギャラリー

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「海の日」は個展会場へ…
やっと休日になり、自分の個展会場に足を運ぶことができました。個展は既に始まっていますが、私には今日が初日と言う感覚がありました。新型コロナウイルス感染拡大の影響で、個展にはほとんど人が来ないだろうと思っていましたが、芳名帳を見ると例年通りの人たちが訪れていることが分かりました。こんな時でもわざわざ個展に足を運んでくださる方々に感謝申し上げたいと思います。私の作品評を書いてくださる美術評論家や文筆家、旧友や先輩の名前を見つけ、お会いしたかったなぁとつくづく思いました。東京銀座は例年のような観光客がおらず、店舗は営業していても往来する人々はまばらです。毎日東京の感染者数が発表されて、今日は300人を超えていました。東京を除外する形で「Go Toキャンペーン」のトラベル事業が始まっていても、一方で外出自粛が呼びかけられていて、アクセルとブレーキを同時に踏んでいるようなものだとマスコミが言っていました。今日は家内も一緒でしたが、家内の友達や従兄弟たちがギャラリーを訪ねてくれました。ギャラリーの前にあった老舗のレストラン「天國」が移転して、ギャラリーの裏通りに新しい店を出したので、家内は友達とそこでランチを楽しんでいました。横浜から自宅の近所に住む人がギャラリーに現れました。また瀬谷区役所に勤める行政の人もやってきました。その人は肩書きではなく、個人で美術を楽しんでいて、毎年私の個展に足を運んでくれる人なのです。今日はそんなこともあって午前11時から午後6時半までの開催時間があっという間に過ぎていきました。やはり今年も個展をやってよかったと改めて実感しました。作品はギャラリーで値段を付けて売っているものですが、私には旧交を温めるもうひとつの目的があって、そのコミュニケーションために作品を頑張って作っているようなものかなぁと思っています。明日もギャラリーにおります。