Yutaka Aihara.com相原裕ウェブギャラリー

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週末 11点目の陶彫成形
9月最後の週末です。今月は4回週末がやってきました。今日の陶彫成形を含めると今月は5点の立体を立ち上げたことになります。週末の中に四連休があって、連休中に土台のための厚板材を一部切断し、全体構成を考える機会も持ちました。土台は三角形をした厚板材10枚で円形を構成する計画でいます。単純に三角形1枚の上に3点の陶彫部品を配置すると、合計30点の陶彫部品が必要になります。30点の陶彫部品のうち、3層になる部品や2層になる部品があり、そう考えていくと50点くらいの陶彫部品を作らざるを得ません。過去の作品もそんな程度の部品を集合させて構成してきたので、とくに驚くことではありませんが、この新作も例年以上に精力的に作っていく必要があり、毎月ごとに制作目標を決めて取り掛かっていこうと思っています。土台も現在は平面として床に置いていますが、これに全て段差をつけていく計画でいます。そうするために木材加工をする時間も必要で、これも考慮しなければならず、制作工程はなかなか厳しいものになることが分かってきました。今までの作品にも言えますが、余裕を持って終わったことが一度もないので、何年制作していても私は締め切りまで右往左往する運命なのかもしれません。今日は朝9時から午後3時まで11点目の陶彫成形に没頭していました。いつものように直方体をイメージしていましたが、三角形の厚板材の上に置くことを考えた結果、やや変形した直方体を作ることにしました。今後は変形した直方体を作ることが多いと思っています。四角錘も作ることになりそうです。今後は常に三角形の土台を念頭において造形していくことになりますが、形態イメージを整理しながら進めていこうと考えています。今日はいつも来ている2人の美大受験生がいました。工房を閉めるときはいつも彼女たちを車で送って行きます。