Yutaka Aihara.com相原裕ウェブギャラリー

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三連休は土台作り中心
成人の日が月曜日にあるため、今日から三連休になります。今週から通常の勤務が始まり、早朝起床する時の寒さを考えれば、この三連休はちょっぴり嬉しいのですが、新型コロナウイルス感染症が広がっているため、一都三県には緊急事態宣言が出されています。私の職場でもリモートの環境整備に拍車をかけていますが、まだ時間がかかりそうです。私の職種は対面が基本なので、今後はどうなっていくのか、見当もつきません。さて、三連休ですが、年末年始の休庁期間から続いている厚板材による土台作りを継続していくことにしました。新作全体から見れば、見栄えのしない地味な造形ですが、地を這う私の造形世界ではかなり重要な要素になっています。鋭角な二等辺三角形にそれぞれ陶彫部品が顔を出す穴を開け、板材を加工して箱形にします。三角形の高さは10cm。その三角形を20点作り、ぐるりと円形に並べます。土台を作りながら、そこに配置される陶彫部品がまだまだ足りないことが分かり、これも並行して作っていこうと決めました。今日は朝から工房に篭り、午前中は土台作りを中心に作業を進めました。午後は陶彫制作に取り掛かり、彫り込み加飾に時間を費やしました。作業は相変わらずコツコツとしていて大幅に進むことはなく、多少の焦りもありますが、この地道な作業を続けていかなくては終わりも見えないので、今は只管作り続けることしかないと思っています。この三連休は全て制作に充てられず、明日の午後は別の予定が入っています。時間の許す範囲で頑張りたいと思います。今日はいつもの美大受験生が来ていました。彼女もコツコツとデッサンをやっていました。そのシンプルさが決め手かなぁと思いながら、夕方まで作業をして、受験生を家の近くまで車で送り届けました。