Yutaka Aihara.com相原裕ウェブギャラリー

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搬入前日に思うこと
昨日、コロナワクチンの接種に東京大手町の大規模接種センターに行ってきました。2回目の接種で体調を崩す人もいると聞いていて、今日は安静に過ごした方がいいかなぁと考えて、とくに予定は入れていませんでした。午後になって身体がだるくなり、これはコロナワクチンの影響かなぁと思っていました。ただ、明後日から始まる16回目の個展が気になり、明日の搬入日に備えて、今日はその前日で搬入準備が終わった荷物を工房に確認に行ってきました。「発掘~盤景~」の木材による土台が20点あり、それをエアキャップのついたビニールシートでひとつずつ包んであります。この土台は全て砂マチエールを施し、その上から油絵の具を滲み込ませているので、陶彫部品に匹敵する存在感があり、作品に重要な要素が与えられている部品です。陶彫部品は梱包用木箱を作り、全てそれに収納してあります。木箱は19箱あり、ひとつの木箱に2点から3点を入れてあります。大人2人で運び出すくらいの重量です。「構築~視座~」は4本の木彫した柱と大きなテーブルから成る彫刻で、柱は1本ずつエアキャップのついたビニールシートで包んでいます。テーブルも大きめなビニールシートで包んでいて、陶彫部品がある「発掘~盤景~」に比べると軽量です。搬入には「構築~視座~」の組立て用の電動工具やビス、破損した場合の応急処置用の簡単な工具も持っていきます。ギャラリーの外に掲示するポスターや芳名帳も必要です。私の個展はギャラリーの企画展として開催していますが、ギャラリーは会場を貸してくれるだけで、その他一切のことは私が用意しているのです。過去の個展ではボルトナットや工具を忘れて、大変な思いをしたことがありました。ギャラリーにも備え付けの工具はありますが、使い慣れている私物を用意した方が良いと思っています。明日は頑張ろうと思います。