Yutaka Aihara.com相原裕ウェブギャラリー

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週末 通常通りの創作活動へ
昨日で個展が終わり、今日から通常通りの創作活動に戻そうと朝から工房に出かけました。私は作品が完成した時でも、個展が終了した時でも、このタイミングでは休憩は取りません。ここで休んでしまうと後が続かなくなるかもしれないと思っていて、創作活動が軌道に乗って回り始めたら休憩を取ることにしています。今日はいつも来ている美大受験生を初め、3人の高校生が工房にやって来ました。午前中はそれぞれが課題制作に励んでいましたが、午後になって彼女たちを連れて、横浜の関内にある画廊でグループ展を開催している知人の画家のところに行ってきました。彼は昔の同僚で、教職との二足の草鞋生活を送っています。彼は3人の高校生に直接指導された教諭だったので、久しぶりに会える機会も作ってみたのでした。私もそうでしたが、美術科の教師として教え子が美術の専門の道を歩き出したことを嬉しく思わないわけがなく、彼女たちも創作活動に邁進している教師の姿を見て、大いなる刺激を受けたようでした。現在高校3年生の子は予備校の夏期講習を受けていて、毎日デッサンで苦しい日常を送っているらしく、お世話になった先生に辛い気持ちを伝えていました。数日前にこのNOTE(ブログ)にも書きましたが、俳優の竹中直人さんと私も高校生の時は美大受験の実技試験に向けて頑張っていた時代がありました。美術系の学校へ入学する手段として、現在はデッサンに限ったことはなく、さまざまな方法で入学が許可されているようですが、私はデッサンを基本とする基礎トレーニングには肯定的で、カタチの把握にはデッサン力を身につけるのが一番よいのではないかと思っています。