Yutaka Aihara.com相原裕ウェブギャラリー

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週末 寒い工房で制作に励む
1月最後の週末になり、今日も相変わらず寒い工房で陶彫制作に励みました。今日も高校生がデッサンに来ていましたが、大型ストーブは彼女の傍に設えてあり、私の作業台からは離れています。そのため幾度もストーブの近くに行って手を温めていました。陶土を扱っていると手が荒れてくるため、私は朝晩クリームを手に塗っています。冬場の作業はなかなか大変で、これは陶彫制作に対するデメリットです。午前中はRECORD立体版をやっていて、午後は大規模作品の土台を考えています。夕方、大規模作品の陶彫部品を窯に入れたので、これが無事に焼成されれば、全体の大きさが分かり、土台の木材加工が現実味を帯びてきます。私は創作活動一本なので時間があると認識していますが、一日の仕事量が遅々として進まないのに時折イラついています。教職にあった時はもっと大変だったはずなのに、いつまでも余裕が持てない自分にちょっぴり不満も覚えます。確かに昔に比べれば休憩時間が長くなったかなぁと思いますが、恐らく週末の時間の使い方ものんびりしているのかもしれません。制作工程が着実に進んでいるのを確認すると、気分は楽になってきますが、あれこれ考えながら制作を進めているせいか、集中力は昔より足りなくなっているような気がしています。制作に集中して周囲が見えなくなることが最近はなくなりました。明日が今月最後の日なので、手帳を見ながら総括をしてみようと思います。