Yutaka Aihara.com相原裕ウェブギャラリー

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週末 今週は集合住宅鍵受け渡し
週末になりました。今週の振り返りを行ないます。芸術の秋に相応しく創作活動には最高の季節になりました。今週も朝9時から夕方3時まで日々制作をしていました。実際の制作サイクルは回り始めていますが、どうもサイクルが遅いようで、さらに弾みをつけなければならないと感じています。新作は立方体を数多く作るのが見せどころで、計画通りに行くかどうか微妙な按配です。自分が決めたことなので、自分が設定し直すことも簡単なことですが、諦めが悪い私は、昔から拘りが強くて、それだけにシンドい思いをしてきました。せっかく公務員を退職し、創作活動一本になったのだから、もう少し余裕を持っても良さそうなものですが、首を絞めるのは私の悪癖かもしれません。そんな訳で今週もずっと頑張っていましたが、木曜日の午前中には実家に建てた集合住宅の鍵の受け渡しがありました。私がオーナーになって初めて建てた集合住宅で、多大な融資を受けていますが、それでも多少の収入も見込めるので嬉しくもあります。昨日の金曜日の午後は、陶彫に使う道具が壊れて、それを買いに東京の大手画材店に行ってきました。多くの画材店では陶芸のコーナーが縮小するか、既に無くなっていて、東京まで足を運ばないと手に入らなくなっています。彫刻や陶芸のようなアナログな創作は、時流には乗れず、細々とした営業が余儀なくされていて、残念な思いをしています。その分、デジタル系の媒体が増え、その表現力に目を見張るものがあります。私はCGの制作には手が届きませんが、先史時代から続いている手による創造行為に自分を投入し、その始原的な力を信じて疑わない者です。私の制作も先史時代のように気候に左右されているとも思っています。今週は集合住宅の鍵受け渡しが特筆すべきことで、陶彫制作は日常的な繰り返しでした。