Yutaka Aihara.com相原裕ウェブギャラリー

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週末 「坪庭」乾燥&立方体最終焼成
週末になりました。次の週末の日曜日には図録用撮影を予定していて、全部の作品が完成するまで残り1週間となりました。「発掘~坪庭」は成形と彫り込み加飾が終わり、4点の陶彫部品はいずれも乾燥棚に置くことにしました。また乾燥棚に置いてある陶彫立方体は既に乾燥が進んでいて、それらに仕上げと化粧掛けを施し、窯に入れました。今週は2回の焼成を行いました。現在窯に入っている作品が無事に焼きあがれば、陶彫立方体151点は全て完成に至る見込みです。今週は一日一刻たりとも無駄にできない時間が過ぎていきました。毎朝工房に入ると、アッという間に夕方になって身体が堪えてきます。創作活動は単調な労働とは異なり、ずっと気持ちが入っているので、それだけに精神性が体力に打ち克ってしまうのだろうと察しています。夕方自宅に帰ってから平面RECORDをやろうとしても、暫くは身体が動かずソファに沈んでいる状態です。平面RECORDに取り掛かるのは夜になってからです。また、陶彫作品は焼成があるため、締め切り直前まで作品を作っているわけにはいかず、いつまでに何をやるべきか計算しているのです。教職にあった頃は、週末しか時間が取れなかったので、よく綱渡りのようだとNOTE(ブログ)に書いていましたが、今はそこまではいきません。ただし、制作が佳境を迎えている今は、綱渡りのようなハラハラドキドキした感覚が多少甦っているように感じます。朝目覚めると、目覚まし時計が鳴る前に支度をはじめて工房に出かけます。決して焦っているわけではないと思っていますが、気が張っている証拠です。今週はそんな1週間を過ごしました。