2023.08.15
東京銀座のギャラリーせいほうでの個展が先月終わって、ちょうど１ヵ月が経ちました。個展に来ていただいた方々にお礼状を出そうと考えています。毎年、個展終了から暫くしてお礼状を出すのは、個展の記憶を再度甦らせて欲しいと思っているからです。お礼状の画像は懇意にしているカメラマンにお願いして、個展初日にギャラリーの会場で撮影していただきました。因みにホームページのExhibitionに掲載した写真もこの時に撮影したものです。今回のお礼状の画像は「発掘～記録～」の積み重なった陶彫立方体を半分陰にして撮影したので、グラデーションが綺麗に出ています。案内状にしても図録にしてもデジタル画像としては、遊びの要素を多く入れています。それはカメラマンのセンスによるところが大きく、私は単なる作り屋であって、演出は別の才能に任せた方が面白い世界が出来上がるのです。お礼状の画像も自分にはない発想があって、私としては大いに楽しめました。お礼状の宛名は芳名帳から引用しています。実は氏名だけ書かれている人が多く、住所が分からない人が来廊者の半分を占めています。個人情報なので強制はできませんが、わざわざ来ていただいた方々に私はお礼を述べたいのです。予め住所が分かっている知人友人の方々は、住所録から住所を調べられますので問題はありません。来廊していただけた方で、このＮＯＴＥ（ブログ）を読んでいる人がいれば、この場を借りて御礼申し上げたいと思っております。ありがとうございました。来年も同じ時期にギャラリーせいほうで個展を開催いたします。来年は陶彫立方体の完成版をお見せできるでしょう。