Yutaka Aihara.com相原裕ウェブギャラリー

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映画「シュルレアリスム100年映画祭」雑感➁
昨日に続いて、夕方は横浜のミニシアターに出かけていきました。その前に今日は工房で夕方まで窯入れの準備をしていました。明日、家内と美術館へ行く約束をしているので、窯入れをして明日の工房の電気を窯以外は使えないようにしておくのです。このところ毎週窯入れをして木曜日は美術館やら映画館に出かけていますが、今週は昨日に続いて今日も夕方の時間帯に映画を観に出かけていきました。「シュルレアリスム100年映画祭」の一環で、「マックス・エルンスト 放浪と衝動」を観てきました。今日は家内が邦楽器の演奏があるため、私一人で出かけました。シュルレアリストの中で私はエルンストが描く超現実的な風景が大好きで、近隣の横浜美術館が代表作を所蔵しているため、よく見に出かけていました。デカルコマニーやフロッタージュといった彼が考案した技法は、中高美術科の教科書でも取り上げられていて、生徒たちがポスター等の制作に利用しています。そのエルンストの生涯も、戦争に駆り出されたり、米国への移住があったりして、安穏とした生涯ではなかったようでした。図録より引用いたします。「ドイツ出身の彼は第一次大戦への出征、レオノーラ・キャリトン、ペギー・グッゲンハイムらとの恋愛や別れ、第二次大戦時の迫害と亡命、ブルトンとの確執など波乱の人生を送った。」とありました。解説では「亡命を助けたペギー・グッゲンハイムとの暮らしは波乱に満ちていたが、エルンストの流浪の先々で彼の制作活動に伴走した女性たちは、単なる『ミューズ』という紋切り型では語れない重要なパートナーである。本作では、必ずしもその相互関係に踏み込むわけではないが、数多くのパートナーとの出会いがエルンストの放浪と衝動を駆動していたことが描き出されている。」(石井祐子著)1924年アンドレ・ブルトンが「シュルレアリスム宣言」を発表してから、今年が100年目。その運動は文学、美術、映画、音楽、思想など広い範囲に及び、現在にも受け継がれています。横浜のミニシアターの企画で、私はとりあえず3本のシュルレアリスムの映画を観ることができました。貴重な機会だったなぁと改めて思い返しています。