2025.07.15
今晩、図録用の撮影をしてくれたカメラマン2人が、完成した図録を持って自宅にやってきました。図録は色校正をするときに一度見ていますが、やはり刷り上がった図録を見るのは何とも言えない気持ちになります。今年の図録で20冊目です。最初から意図したわけではないのですが、私は1冊目から20冊目まで同じサイズで作っていて、ページ数も構成もほぼ同じに統一しています。ただ、毎年作品が異なるので画像の雰囲気はガラリと変わっています。過去の図録を開くと、その時苦労したことが浮かび上がってきて、自分がいかに全力で取り組んできたか、また課題も見えてきて、私自身は懐かしむ気持ちにはなりません。自分の作品に満足しないからこそ、翌年に繋げられるし、自分が紆余曲折しながら歩んできた道が見えています。図録のクオリティは高いと思いつつ、今年の作品もそうですが、造形世界がまだここだけでしかないと感じることが自己満足が得られない原因です。広く存在感のある造形世界をどう作っていくのか、どう演出していくのか、自分には課題が山積みしていると実感する由縁です。図録の最終ページに私自身の画像を載せています。20年も経てば年老いるのは分かっていますが、今年は笑顔で撮影してもらっているので、やや柔和な感じを持ちます。いつぞやは飼い猫トラ吉と一緒の写真を載せていました。トラ吉はもう虹を渡ってしまっています。手伝っていただけるスタッフたちも様変わりしていて、野外撮影の際に作品設置の場面を撮影してもらうのは、いい記録になっていると思っています。展示を企画していただいている東京銀座のギャラリーせいほうも長いつきあいになっていて、20回もやらせていただけたことに感謝しています。