2025.08.01
今日から8月になりました。夏真っ盛りの8月を迎えて、この酷暑がまだまだ続くのかと思うと、創作活動を頑張ろうという気持ちが萎えてしまいます。新作の陶彫作品は数点、成形と彫り込み加飾が終わっているので、これを継続するだけですが、平面作品に発展させたいコンセプトが今ひとつ掴みきれていないのです。折に触れて発想の原点に戻ってみてはいますが、遺跡の発掘現場を平面作品に凝縮するにはどうしたら良いのか、まだ答えが出ていません。板材で僅か数ミリの隙間を作って重層的な空間を創出させる試みは、今年発表した「痕跡」を土台に、造形思考として出来ているのですが、実際のイメージが湧いてきません。今月の仕事はそれに尽きると言っても過言ではありません。例年個展が7月にあるため、8月は個展から一番遠い1カ月なので、精神的余裕はあります。ここでいろいろ考えを巡らせることが良い結果を生むのではないかと思っています。今月は展覧会や映画にも足を運びたいと考えています。外から入れる刺激も大切で、それは読書にも言えることです。学生時代は夏休みにまとめて本を読むのが習慣でした。難解な書籍にも挑んだこともありましたが、途中で放棄した書籍もあって、それをこの歳になって再度読み返しているのです。自宅の書棚を眺めると、まだ読みきれていない書籍が埃を被っています。ただ、自分は若い頃から興味関心が移ることなく、美術に関する書籍は相変わらず出番を待っている状態です。しかしながら、海外で仕入れてきたドイツ語による原書は、もう読めそうにありません。当時、生活を節約して購入した立派な画集などの解説すらも読めません。時折頁を捲っては画像を楽しんでいますが、印刷が古くなって変色気味な書籍もあります。今月も酷暑が続くなら、日本語による書籍をエアコンの効いた部屋で読んでいこうと思います。今月も元気に過ごしたいと願っています。