2026.10.24
週末になりました。土曜日はその週の振り返りを行ないます。今週の制作状況を言えば、新作の焼成が出来上がっている陶彫作品が3点あり、今日4点目の窯出しをしました。まさに焼成の1週間でしたが、作品が窯に入っている焼成時は、いつものように工房が使えず、地元の市立中学校で開催された学校運営協議会に出席してきました。久しぶりに教育現場に触れましたが、自分が現役の時と違い、新鮮な空気を感じました。しかも今年から横浜市は1年生が35人学級になっているのを目の当たりに見てきました。しかも生徒の手元には一人1台の端末があり、時代とともに教育環境が恵まれつつあるのを実感しました。創作活動に戻れば、今週は6点の塔で構成される陶彫作品の一番上段になる部品について考えていました。上段は先端が細くなる塔になり、当初のイメージ通りにするにはどうしたらよいのか、下段や中段のようにタタラと紐作りの併用技法だと、細すぎて内側に手が入らない状態になり、これは作り方を変えていく必要があると思いました。そこで上段の原型を粘土で作り、石膏で型取りをし、その雌型を使って成形をやっていこうと決めました。型を使って成形をやったことは過去に何度もありました。確か前に購入した切金や焼石膏があったはずだと思い立ち、棚を探したところ、かなりの量の未使用の焼石膏が見つかりました。それほど湿気も含んでいないので、これはまだ使えそうだと思い、早速先日より原型制作に入りました。久しぶりの石膏型取りで、昔のことを思い出しながら作業を進めました。石膏型取りに関しては別稿を起こしてもよいかなぁと思います。読書に関しては今週から「綺想の美術廻廊 種村季弘・異端断片集」を読み始めました。私の創作世界の真逆にあるエロチシズムや情念を主題にしていて、私としては実は大いに関心のある世界なのです。幻想に遊ぶことで、生命力を謳うことを目的として、今後は大切に読んでいきたいと思います。