Yutaka Aihara.com相原裕ウェブギャラリー

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週末 制作&フェルメールに通じる映画鑑賞
昨日が休日出勤だったため、仕事から帰ってきた夜に、工房に出かけて陶彫成形のためのタタラを準備していました。今日は朝から工房に籠って、23個目になる陶彫制作をやっていました。朝から夢中になって制作をしていたのは、夕方、家内と映画に行こうと決めていたので、制作工程にあるノルマを何とか果たそうと頑張っていたのでした。創作活動は心ひとつで変わるもので、23個目の陶彫部品は成形と彫り込み加飾を何とか終えることが出来て、さらに乾燥した陶彫部品2個に仕上げと化粧掛けも施し、窯入れもしてしまいました。昼頃には近隣のスポーツ施設に僅か1時間足らずでしたが、水泳や水中歩行にも出かけてきました。濃密な時間を過ごしたなぁと振り返っています。陶彫制作に関しては上手く制作サイクルが回っていて好調な感じを持っています。この調子でいけば昨日立てた制作目標を達成できるかもしれないと思っています。陶土が足りなくなっていて、それは来週にでも栃木県益子町に連絡するつもりです。夕方になって家内と映画「チューリップ・フィーバー」を観に行きました。常連になっている横浜のミニシアターでしたが、夕食を兼ねて車で出かけました。先日「フェルメール展」を見に行って、その感動をそのままに17世紀オランダを舞台にした米英制作による「チューリップ・フィーバー」を観てきたのでしたが、フェルメール絵画から抜け出したような人物たちが、チューリップ投資や絵画収集に富を費やす社会が描かれていて、物語だけではなく映像美にも感心してしまいました。まさにフェルメールが描いた室内そのもののような設定、たとえばに織物の色彩や小道具や衣装に見入っていました。フェルメールが描いたような若い女性が主人公となり、若い画家との不倫が物語の主軸になっていました。詳しい感想は後日改めます。今日は午前中の陶彫制作と午後の映画鑑賞があって充実した一日を過ごしました。