Yutaka Aihara.com相原裕ウェブギャラリー

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次のイメージへ…
「構築〜解放〜」がカタチになってきた時から、次のステップへのイメージが脳裏に去来するようになりました。木彫ではまだまだ柱にこだわっていこうと考えています。柱を30本使い円錐を描くように立てて構成したのが昨年の「構築〜包囲〜」。34本で逆円錐状に中心から外へ向かうように構成しようとしているのが今年の「構築〜解放〜」です。今イメージとしてあるのは柱による骨組みでユニットを数個作り、それを場によって構成するものです。つまり「集団」を作っていこうとしています。床にころがり、床から立ち上がり、また壁に寄りかかる「集団」です。柱もある程度細めの方がいいと考えています。木を主張してはいけない表現になるからです。細い鉄でもいいかもしれませんが、今は木組みに面白さを感じているので、もう1年は木で作ろうと思います。次はどんな作品になるのか、またイメージを追いつつ制作する日々が待っています。