Yutaka Aihara.com相原裕ウェブギャラリー

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木を彫り続ける週末
週末は木彫に明け暮れています。現在は大きな作品のパーツを作っているのですが、この制作過程が一番健康的な精神状態を保っている時かもしれません。彫り出されてくるカタチに小さな感動を覚えたり、自分の心に眠っている感覚を探ってみたりして、内向きになって自分の心との対話を始めつつ、まだ全体がはっきりしない状況では、気楽にパーツ作りをやっているしかないのです。でもこの仕事が前述したとおり一番健康的です。杉の柱は長短混ぜるとちょうど70本、荒彫りが終わりました。柱はまだ少々不足しています。最短の柱が10数本必要です。パーツに関わる仕事はそろそろ終わりに近づき、いよいよ全体構成を具体的に考えなければならない時期がきたようです。来月以降は全体を見ながら、パーツを作るという調整期間に入る予定です。一番健康的でいられる制作過程は今月いっぱいかなと思っています。