Yutaka Aihara.com相原裕ウェブギャラリー

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週末 叔母のお通夜
寒い一日でした。朝から工房に籠もって加飾と仕上げに明け暮れましたが、今ひとつ調子の出ない一日でした。母から連絡があって、義理の叔母が亡くなったことを知らされ、今晩はお通夜に参列しました。生前はほとんど付き合いもなく、昔の記憶が頼りの人でしたが、遺影を見ていると思い出も甦ってきました。周囲の人が他界するのは残念なことです。限りある命だからこそ、今やりたいことをやらなければと思います。自分が命を失うまでに、どのくらい作品が出来るだろうか、深い精神性を湛えた世界を創出できるだろうか、自分の求めた世界にどのくらいの人たちが共感してくれるだろうか、お通夜に参列しながら、ぼんやりと葬祭場の天井を眺めていました。自己満足のために人は生きていて、そこの満足度のあり方で、安らかな最期が迎えられるのかなぁなどと思ったりもしました。