Yutaka Aihara.com相原裕ウェブギャラリー

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「混在」「場」の仕上げ作業
今日は朝から工房に篭って、明後日に控えた図録撮影のために「発掘~混在~」と「発掘~場~」の仕上げを行いました。「場」は油性塗料を使って裏面の塗装を行いました。「場」は陶彫部品3点を組み合わせるので、部品に貼る印を新しく作りました。「混在」の方は既に印を用意してあったので、陶彫部品44点に全て印を貼りました。これは陶彫部品を設置する場所と、その部品に同じ番号をつけた印をそれぞれ貼る作業で、これをしておかないと部品が組み立てられなくなるのです。1番の印のついた設置場所に1番の印のついた部品を合わせることで、迷いなく速やかに多くの部品が組み立てられて集合彫刻になっていきます。明後日の撮影では新しい試みとして、部品のない状態の木彫土台を、完成品と同じように撮影していただこうと思っています。部品がない状態の土台も面白いと感じたからです。夕方にはボルトナットを大量に買ってきました。設置に必要なもので、陶彫部品に予めボルト用の穴が開けてあります。ひとつの部品に2つ及び3つの穴があるので44点の部品には100個以上のボルトナットが必要になります。作品の仕上げ作業には、こうした細々としたモノを用意しておかなければならないのです。点検と確認は明日行います。