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note

連休中に考えたアメ度&ムチ度
昨日のNOTE(ブログ)に休日出勤で三連休が完全に取れない事情を書きました。今日は朝8時から午後2時頃まで職場に出勤をして、夕方になって多少時間が取れたので工房に戻って制作をしました。明日は制作時間を取らない予定です。公務員との二足の草鞋生活で制作時間がままならないことを普段から嘆いていますが、定年になれば現状から解放され、時間はもっと自由になるでしょう。ただし、自分の制作を考えると、毎日制作ばかりしていて精神的に大丈夫だろうかと思うこの頃です。公務員としての仕事は、管理職として難しい対応があっても組織で協議することができます。彫刻家としての仕事は自己の内面に向かう仕事なので、それを突き詰めていくと精神的に病んでしまうこともあるかもしれません。今はウィークディには組織の仕事をしているので、精神面では多くの人に支えられています。週末になると自分の内面を見つめる仕事をしていて、それが近い将来毎日続くと思うと、かなり苦しいのではないかと思います。定年後、自分は何をしたらいいのか悩む人も多いと聞きます。自分にはその悩みはありません。そのかわり生涯をかけた仕事が待っています。自分の創作行為は趣味と呼ぶにはあまりにも厳しく、逆に到達した時の満足度はコトバでは言い表せないほど麻薬的な感覚を齎せてくれます。これはアメ度とムチ度でいけば断然ムチ度が幅を利かせているのです。退職したらアメ度ばかりの刹那的な何かも見つけておこうと思っています。精神を病まないためにも必要かもしれません。